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豊楽寺薬師堂
豊楽寺薬師堂(建造物・国宝)
※豊楽寺薬師堂内部の特別拝観は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、当面の間中止とさせていただきますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
豊楽寺(ぶらくじ)は正式には大田山大願院豊楽寺といい、神亀元年(724)名僧行基により創建されたものと伝えられている。また別名 柴折薬師とも称され、愛知県の鳳来寺の峰薬師、福島県の常福寺の嶽薬師と共に日本三大薬師の一つに数えられる。
豊楽寺(ぶらくじ)は正式には大田山大願院豊楽寺といい、神亀元年(724)名僧行基により創建されたものと伝えられている。また別名 柴折薬師とも称され、愛知県の鳳来寺の峰薬師、福島県の常福寺の嶽薬師と共に日本三大薬師の一つに数えられる。
本堂である薬師堂は、四国最古の建造物で桁行、梁間ともに五間の単層入母屋(いりもや)造り、柿葺(こけらぶき、杉板の割板を敷きつめた技法)で勾欄(こうらん、手すり)付きの廻縁(まわりぶち、縁側)を有する。壁は板壁で前面中央の三間は板唐戸の観音開きになり、両脇の一間には連子窓がついている。屋根の勾配はゆるやかで、軒先の反りは美しく優雅である。
特に内陣の須彌壇(しゅみだん、本尊を安置する段)の勾配(こうばい、傾斜)と嵌板の香挟間(こうざま、狭い空間)の刳りは、平安時代後期の特色をよく表している。なお、内々陣の棹縁天井(さおぶちてんじょう、天井の様式)はこの種の天井の最も古いものの一つといわれている。
詳細情報
【交通】大豊ICから車で50分
【時 期】
通年 (薬師堂内部、観覧の際は事前予約が必要 内観料500円)
通年 (薬師堂内部、観覧の際は事前予約が必要 内観料500円)
【所在地】
大豊町寺内314
大豊町寺内314
【問い合わせ先】
0887-73-0029
0887-73-0029
豊楽寺薬師堂へのアクセスマップ
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